増山さんが入社した頃から、会社って変わりましたよね。

あれは2017年ですね。事務所という名の、どう見ても倉庫ですよね。
面接で行って、シャッターが開いたら、凄い大きい人が出てきて、緊張しながら「頑張ります！」って伝えて、あれが社長との初めての出会いでした。

そうでしたね。あれからオフィスも移転して、人も増えて、組織が大きく変わってきたように思います。

今も変わり続けてますよね。半分テレワークで働く主婦の社員さんもいたり、女性が増えてきたりしている実感もあります。

直近でも新しい人がたくさん入社して、楽しみですよね。

中西君も合谷さんも、魅力のある人材が集まってきてくれて。ちなみに八木さんは、どうやって見極めてるんですか？

『普通で特別な人材』を探してるんですよ

なんですかそれ？

ジーホワイトは決して大きな会社ではないですし、まだまだ発展途上にあるので、オールA評価の人材が来てくれるとは思っていないんですよ。まあ来てくだされば採用ですが。
例えば自転車のパンクを自分で修理できる、って人も、僕の中では評価が高いです。

ウチの会社、自転車使わないですよ？

いいんですよ。実務と関係ないところで。

ボルダリング頑張ってるとかでも良いですか？

増山さん好きですもんね。

はい、山登りとか、趣味の時間も大事にしてます。

何でも良いですよ。その人の原点にあるものを知りたいと思うんです。例えば、自転車の修理って、普通、誰もやらないじゃないですか。自転車屋に持っていって500円か1000円払って直してもらうじゃないですか。

たしかに。

それを自分できてしまうってことは、そこに至るまでの何かのストーリーがあるんですよ。特別な何かがあるんです。強烈な興味とか、恩人の教えとかね。

それって面接対策の本にも、ネットにも書いてないですよね。

そうなんですよ、対策のしようが無いので、その人の魅力がそのまま分かると。そうやって採用活動をしてきたので、ここ最近のジーホワイトは、何か趣味を持っている人が多いと思います。

でも、趣味が無いとか、やりたい事がないとか、楽しいことないかな～ってよく聞きますよね

それを見つけるのは大人の責任です。その過程を楽しむことも。

じゃあ面接では背伸びしないほうが良いんですか？

自分の気持ちを伝えてあとは決めてもらおう。後日談ですが、中西君も合谷さんも、そう思って面接に来ていたみたいですよ。背伸びしない、着飾らない人の魅力は大きいですね。

調べるだけ調べて、やれるだけやってみて、あとは会社の判断に任せる。

それだけ聞けば普通ですよね。

普通で特別、その意味がなんとなく分かってきました。

ジーホワイトの仕事自体が珍しいですから、そこに興味を持つって事もある意味特別ですよ。

採用されたら、自分は特別な何かを持っている、その認識で良いですか？

もちろんです。僕が内定を出した人は、絶対に活躍します。

頼もしいですね。

最近ではSDGs（Sustainable Development Goals）についての活動も重要ですよね。

1つ言えるのは、これは社長の仕事だ、と従業員が思ってしまうのは良くないかもしれませんね。

そうですよ。こうやって従業員が議論する時間こそが大事なのではないかと思います。

例えばSDGsの17の目標の1つ。11番の「住み続けられるまちづくりを」とかは、業務と直接関係していますよね。

普段は意識していないですが、あらためて考えて行く必要があるように思います。

考える事で意識が変わったりしますか？

いつもは目の前のお客様のために、という意識が強いですが、目の前の社会のために、という意識に変わりますよね。決して他人事ではないので、これからもSDGsについてはより深く考えていこうと思います。